■小林敬一監督のコメント
今回も雨の難しいレースになり、菅生同様にピットに入れるタイミングとタイヤを換えるかどうかなど、非常にプレッシャーのかかる展開でしたが、5位ということで良いレースが出来たと思います。
スタートで飯田選手はハードのレインタイヤを履いていたのですが、それは殆どのチームが同じでした。しかし吉本選手に代わる際にタイミングを変更したりしたのですが、先にピットインしていたライバル車のタイムと飯田選手のタイムを注視しながら、最終的にピットインするタイミングと、インターミディエイトで送り出す事を決めました。
結果的に、上位陣よりも先にタイヤを換える形になりましたが、ギャンブルというよりも攻めた結果だったと言えるでしょうね。それが上手くいって、後半の吉本選手が非常に良いペースで追い上げて、レインタイヤで粘っていた上位陣とのギャップを詰める事が出来ました。そのお陰で5位にまで行けたのだと思います。
天候に左右され、スタート前に想定していたような展開ではなかったのですが、ようやくチームとしてレースらしいレースを戦えたと思いますし、飯田選手と吉本選手というドライバーがあってこそ、こういうレースが出来たんじゃないかと。そしてこのクルマのレースでの強さも感じる事が出来ましたし、次の鈴鹿では1000kmレースということで、多少のミスがあっても挽回出来るはずですから、また良いレースをしたいですね。
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